いざ入院!費用と現実    国民保険があるから安心、の時代は終わった 

入院の前に...知ると得する!高額療養費制度をうまく利用する方法   貸付制度&受領委任払制度


この高額療養費制度には、弱点があることを知っていますか?

phm06_0141-s.jpg
そこで、いざ入院と決まったら・・・
知っておくと損しない、高額療養費制度の上手な活用法を教えます。


まず、この高額療養費制度は1ヶ月毎で計算されますので、
この、「1ヶ月」というのは、
月初から月末までの計算が対象です。


例えば5月1日から5月31日までの入院で、1ヶ月として計算。
同じ1ヶ月でも、
例えば5月15日から6月15日では、2ヶ月分の計算になるのです。
月ごとの計算ですので、同じ「1ヶ月」でも、負担額が大幅に変わってくるので
注意しましょう。



入院開始を一刻も争うなかであれば、
自己負担の軽減ために入院を遅らせては
それこそ療養の意味がないですから、
命にかかわるような急を要さない入院などは、
月初から入院するようにしたほうが、1ヶ月分の計算ですからお得ですよね。


「入院するなら月初めから」と言われるのはこのことです。


認定証がない時に、高額療養費貸付制度で負担をなくす

また、限度額適用認定証があれば、
窓口で一度に高額な医療費を負担することもありません

高額療養費制度を利用しても、
限度額適用認定証がなければ返金されるまでには数ヶ月かかりますから、
まずは窓口で自己負担しなければならないのです。


ここもしっかりと準備しておきましょう。nyuuin4.jpg


限定適用認定証がなく一度は窓口で高額を負担しなければならない場合も、
多額の医療費負担にあきらめることはありません


一度の負担が難しい場合は、「高額療養費貸付制度」を利用しましょう。



高額な医療費に、高額療養費制度が支給されるまでの間、
無利子で貸付が受けられる制度です。


高額療養費制度が支給されるまでは、約3ヶ月から4ヶ月かかるといわれていますから、
支給されるまでの資金として、支給見込み額の約8割から9割が貸付られます。

詳しくは
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/8,2531,25.html



この場合も、高額療養費制度と同様、
食事代や差額ベッド代などは対象外な為、自己負担となります。


また、診療月の翌月1日から2年を過ぎている場合は、
高額療養費制度同様、貸付対象にはなりません


これを利用するに当たって、
保険料を滞納している人などは、貸付が受けられない場合がありますので
制度を受けたい場合はまず申請先に問い合わせてみましょう。




まだまだある、高額な医療費負担をするときの選択肢

この次に、「高額療養費受領委任払制度」についてです。


これは、高額療養費貸付制度と同様、
高額な医療費の支払いが困難な方に、経済的負担の軽減を図るためのもので、
この対象も、国民健康保険料の滞納がない方です。

特に支払いが困難でない方は対象になりません


申請は、各市町村の役場の担当窓口で行ってください。




外来診察の場合は、
窓口で自己負担限度額を超えても、
一度は自分で負担しなければならなかったのですが、
平成24年4月1日からは、外来の診療についても認定証などがあれば

高額療養費制度の自己負担限度額を超える支払いをする必要がなくなります

詳しくは、厚生労働省HPを参考に
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/gairai_sinryou/




高額な医療費で、治療を諦めてしまわず、
こういった制度を賢く利用して、治療に専念していただきたいです。



前の記事へ<<「高額療養費制度って何?適用条件・申請・実際の負担額、そして問題点   限度額適用認定証とは」
                    次の記事へ>>「入院給付金・手術給付金の降りる、降りない  その基準」




●関連記事
高額療養費制度って何?適用条件・申請・実際の負担額、そして問題点   限度額適用認定証とは

健康保険で補える?入院費用にお金を備える理由って何?1日の必要額とは

知っておきたい先進医療の特徴・健康保険が使えない&高額療養費制度が使えない理由



無料保険相談